作品
J-RU『Something Good』を聴く 「長生橋」から、仲間と作った日常へ

故郷の日常にある、何かいいこと。J-RUの『Something Good』は、家族や友人、ファンとの交流をテーマにした2024年9月24日配信のアルバムだ。全11曲から、作品のテーマを表す「長生橋」と、MONBEEを迎えた「道の途中」を入口に選びたい。
STARBASEの発売時の説明では、「長生橋」はアルバムのテーマを具体的に形にした曲と位置づけられている。J-RUが故郷での生活から見つけた、何気ない瞬間の美しさを歌へ置く。大きな出来事だけでなく、日々の交流に目を向けた作品として、この曲から聴き始める理由になる。
最後の11曲目に置かれた「道の途中」は、MONBEEをゲストプロデューサーに迎えたリード曲。発売時の紹介は、これを今から未来へ向かう作品として伝えている。8曲目の「長生橋」で日常という題材を知り、そのあとに最終曲へ進むと、アルバムが選んだ二つの視点をたどれる。
人との関わりは、客演とジャケットにも表れている。「Already Alright」は片桐晴海との共作で、RANDMやKID-Tも参加。ジャケットを手がけたKRAKは、LOCAL SQUADの普段の様子が伝わる写真をコラージュし、J-RUが出会った人々との関わりからアルバムができたという意味を込めたという。曲の題材だけでなく、誰と作り、どんな写真を残したかにも日常がある。
『Something Good』はJ-RUの4枚目のフルアルバム。先行曲「Halftime」「Sponsor」も含む11曲を、まず「長生橋」と「道の途中」からたどってみたい。HI-Dとの「Being Wit’ You」を入口にJ-RUを知った人にも、故郷の生活と仲間へ視点を戻す一枚になる。
長生橋
J-RU - Topicの公式動画
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